夕飯の支度の時に、天ぷらの油が飛んで、右手に軽い火傷をしました。
急いで冷やして、水ぶくれはできなかったのですが、まだヒリヒリ痛みます。
あぁ、私はまた、大切なことを忘れていたのだな、と思いました。
怪我をしたり、体調がすぐれない時に思い出すことを、シェアしようと思います。
**自分をおろそかにしている**
以前、捻挫をして、なかなか治らなかった時にふと目にしたテレビ番組で、
ある方が怪我について話していました。
「怪我をする時は、自分をおろそかにした時です。。。」
自分を大事にしない時に、怪我をすると言われても、
降りかかってきたような事故のこともあるのではないか?
そんなふうに思いながらも、この言葉が忘れられずにいました。
じつは当時、何度も怪我をしていました。
私はそんなにも、自分をおろそかにしているのだろうか?
ホーリースピリットと一緒に、このことをほんとうに受けとりたいと思いました。
心の中に持っている信念は、投影され、誰かにそれが映し出されたり、
自分の肉体に写し出されたりします。
目の前の方が、私が持っている信念を教えてくれているのです。
私の肉体の症状が、私が持っている信念を教えてくれているのです。
これはA Course in Miraclesを学び始めたころには、ちっともわからなかったことです。
投影されるのは、目に見えることではなく、心に持っている思いや考え、信念。。。
つまり内容です。
私は確かに、自分のことをおろそかにしていました。

**ほんとうの自分を思い出す機会**
6病気は真理に対抗する防衛である。
W-pI.136.15:6-7, 16:1-2
7私は自分の本性についての真理を受け入れ、私の心を今日、完全に癒してもらう。
16.戦いや無意味な想像のあったところに平安と真理が現れ、あなたの開かれた心に、癒しが速やかにゆき渡る。
2病気が隠したり、真理の光から防衛しておいたりできるような、片隅の暗がりがなくなる。
『奇跡講座 上巻』/中央アート出版社
“自分は完全無欠で、罪がない、清らかな存在であることを受け入れるのを拒んでいる”
これは確かに自分をおろそかにしている状態と言える、と思いました。
ほんとうの自分を受け入れていないどころか、必死で否定している私の心が、
「自分のことをおろそかにする」こととして投影されていたのです。
私は医療の仕事をしています。
ほぼ毎日、怪我や病気の痛み、苦しみを抱えて患者さんがやってきます。
みなさんは、私に大切なメッセージを届けてくれているのだな、といつ頃からか気づきました。
「ほんとうの自分を受け入れようよ」
私たちは一緒にほんとうの自分を思い出す旅をしています。
今日は自分が火傷を負うことで、また、この呼びかけを思い出すことができました。
必死で否定し、拒んでいたとしても、ほんとうの自分は、ずっと変わらず私の内にあって、
みなさんとつながっています。
このことを何度も忘れてしまうのですが、何度でも思い出す機会をいただいていると感じています。
今日も、大切に受けとらせてもらいました。
ありがとうございます(˶ˊᵕˋ˵)
WINGS 波多野圭子